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AAC2020アーカイブ

概要

概要

【募集内容】

マンションのエントランスホールに展示する立体アート
テーマ:自由な作品



展示場所:メイクス新中野アジールコート(東京都中野区)のエントランスホール


サイズ: 幅 6,600×高さ 1,950×奥行 500(mm)におさまるもの
     台座置きの場合、台座のサイズ:自由
     重量は、いずれも50kg以下

素材:石・鉄・FRP等、長期展示に耐えうる材質

 

 

【賞】

最優秀賞(1点)100万円
優秀賞(2点以上)20万円
入選(7点)5万円

【審査員】

片岡 真実(森美術館 館長)
宮津 大輔(アート・コレクター 横浜美術大学 学長)
大成 哲(彫刻家 第1回AAC優秀賞)
服部 信治(主催会社 代表取締役社長)

【スケジュール】

募集期間:2020年5月25日~7月3日
一次審査:2020年7月13日
最終審査:2020年11月26日

【応募総数】

82作品

コンテンツ

最優秀賞

最優秀賞

勝川 夏樹
「Microcosm」

東京藝術大学大学院
美術研究科 美術専攻

材料:ガラス

受賞者のコメント

この度は、最優秀賞に選出して頂き、とても光栄に思っております。
今年は私の長い学生生活最後の年なので、とても良い経験と思い出になりました。
今回得た経験を活かし、これからも作品制作を続けていきたいと思います。

審査員のコメント

 勝川さんは顕微鏡で見ている世界、不可視なスケールの世界を可視化していくということをコンセプトに、これまで制作を続けていらっしゃいました。作品が若干コロナウイルスに似ているのではないかというコメントもありましたが、それも含めて、見えない世界を意識するようになったこの年の作品として、記憶に残るものになると思います。 作品の完成度、耐久性への配慮、空間との関係、制作過程におけるコンセプトの発展など、諸要素を総合的に判断し、審査員の総意として勝川さんをファイナリストに選ばせていただきました。 これから長い間あの空間に置かれる中で、見えている世界だけではなく、見えない世界への意識を喚起し続ける存在に、この作品が成長していくことを願っています。

最終設置

最終設置

 

優秀賞

優秀賞

優秀賞

「ひとときひととき」
グループ名:hamuhamu
早坂 雅寿、堀 真代

東京都立大学 
システムデザイン学部 システムデザイン学科
インダストリアルアートコース 4年

材料:木材、ミラー

受賞者のコメント

 この名誉ある賞をいただけたことは大変光栄です。このような制作の機会を与えていただいたこと、また本制作にご協力いただいた方々にも感謝を申し上げます。ものつくりにおいて、人とのつながりがどれだけ大切なのかを実感し、自分たちの視野を広げることができました。最優秀賞を取れなかった悔しさが一番の心残りです。これをバネにこれからも貪欲に制作活動を続けてまいります。ありがとうございました。

審査員のコメント

 早坂さん、堀さんの作品は、物理的な完成度としては大変よくできていたと思います。ひとつの立体作品としての造形的なおもしろさもありました。ただ、コンセプト段階のスケール感を評価していたこともあり、当初からのスケールダウンによってやや期待から外れてしまったという印象がありました。また、作品のコンセプト、つまり何を表現しているのかという“意味”を言語化することは、今後の創造活動には不可欠だと思いますので、そうした部分にも磨きを掛けていくと良いと思います。

優秀賞

優秀賞

「むれやなぎ」
山崎 稚子

文化服装学院
服飾専門課程 服飾研究科 1年

材料:レース

受賞者のコメント

 この度は、栄誉ある賞を頂き誠にありがとうございます。とても貴重な体験をさせて頂きました。AAC事務局の方をはじめ、沢山の方々に支えられ、新たな挑戦ができたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございました。

審査員のコメント

 山﨑さんの作品は、コンセプトも明快で、実際に見た驚きもあり、審査員一同大変興味深く感じました。作品として高く評価したいと思います。期間限定の展覧会であれば、その良さが活かされると思いますが、素材の耐久性やコンセプトの普遍性、全体の安定感などを考えると、今回のプロジェクトの対象としては不安が残り、それを払拭できませんでした。大変良いアイディアだと思いますので、与えられた展示条件、プロジェクトの文脈などを考慮しながら、今後も挑戦を続けていただきたいと思います。

入選

7点応募順

   
「うららかに」 戸川屋 綾萌 京都市立芸術大学 美術学部 彫刻専攻 3年
「煌」 小坂 史子 近畿大学 文芸学部 造形芸術専攻 4年
「樹」 井上 舞 広島市立大学大学院 芸術学研究科 彫刻専攻
drawing in the space 千葉 洸里 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 芸術専攻
「都市の幹」 白鳥 好貴
放送大学 教養学部 人間と文化コース 1年
「波」 XIAO YANG (ショウヨウ)
日本大学大学院 芸術学研究科 彫刻専攻
jig dig 板倉 知也
信州大学大学院 総合理工学研究科 工学専攻 建築学分野

審査会・表彰式・懇親会の様子

最終審査当日の様子

  • 最終審査当日の様子
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  • 最終審査当日の様子
  • 最終審査当日の様子
  • 最終審査当日の様子
  • 最終審査当日の様子
  • 最終審査当日の様子
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  • 最終審査当日の様子
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  • 最終審査当日の様子
  • 最終審査当日の様子
  • 最終審査当日の様子

表彰式の様子

  • 表彰式の様子
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  • 表彰式の様子
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