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AAC2021アーカイブ

概要

概要

【募集内容】

マンションのエントランスホールに展示する立体アート
テーマ:自由な作品



展示場所:ステージグランデときわ台アジールコート(東京都板橋区)のエントランスホール


サイズ:幅 1,400×高さ 2,400×奥行 900(mm)におさまるもの
    台座置きの場合、台座のサイズ:幅 400 × 高さ100~1000 × 奥行400(mm)
重量:台座置き 約100kg以下 壁付け 約  50kg以下 いずれも人力での搬入が可能なもの
素材:石・鉄・FRP等、長期展示に耐えうる材質(既製品の使用は不可) 

【賞】

最優秀賞(1点)100万円
優秀賞(2点以上)20万円
入選(7点)5万円

【審査員】

青木 淳(建築家/京都市美術館館長)
荒神 明香(現代アートチーム 目[mé])
南川 憲二(現代アートチーム 目[mé])
小山 登美夫(小山登美夫ギャラリー株式会社 代表取締役社長
服部 信治(主催会社 代表取締役社長)

【スケジュール】

募集期間:2021年4月23日~6月28日
一次審査:2021年7月6日
最終審査:2021年10月12日

【応募総数】

107作品

コンテンツ

最優秀賞

最優秀賞

隗 楠
「Power of Flower」

京都市立芸術大学大学院
美術研究科 漆工領域

材料:漆、鹿革、麻布

受賞者のコメント

この度は、最優秀賞を頂き、大変光栄に思っております。誠にありがとうございました。今回の作品は、革を用いて漆制作を展開して以来、初めて挑戦した大きなサイズのものでしたが、審査員の方々に高い評価をいただけたことは本当に嬉しく思っています。自分の努力した作品がよい結果が得られたことは、今まで継続してきた自身の制作が世に認められたのだと考えています。

今回最優秀賞を頂いたことはこれからの制作活動、そして人生の中でも重要なスタートになりました。今後の制作活動の糧にしていきたいと思います。

審査員のコメント

 隗楠さんの作品は鹿革が孕んでいる自然な形を、漆を塗ることで固定した作品です。外側を黒色で直線的な形とし、内側を赤色で優しい有機的な形にした、中外で対比的な性格をもった、魅力的かつ大胆な、また大変な技術を要する作品です。
作品が置かれるマンションは、環七と川越街道の立体交差点の側という、かなりハードな環境にあり、作品にはそれに負けず、その環境に拮抗する力が必要だと、今日、現地で感じたのですが、この作品は、他の2作品と比べてかなり大きく、そこから外に向かって放たれ、流れ出る力を感じさせ、そんな期待に十分に応えられていました。
建物に入る前、ガラス越しに見えるところから始まって、エントランスに入って通り過ぎ、エレベータ前に至るまで、この作品は姿を大きく変え、その変化も楽しく、ここに住む人々に元気を与えてくれることでしょう。そうしたところから、この街のなかに、この建築のこの場所に置かれるべき作品として、隗さんの作品がもっともふさわしいと、審査員一同、一致した意見であり、満場一致で最優秀賞に決定いたしました。

最終設置

最終設置

 

優秀賞

優秀賞

優秀賞

「さんすいの間」
袁 方洲

東京藝術大学大学院 美術研究科 工芸専攻

材料:ガラス

受賞者のコメント

 今回は初めてマンションのエントランスホールという特別な空間のために作品を制作しました。制作の途中にはさまざまな困難がありましたが、それを乗り越えて、作品を完成させることができました。完成した作品は自身の作風を活かしつつ、表現したいものになったと思っています。今後も、自身のガラス作品が公共空間で展示される機会をもっと増やすことができるよう、今回得た経験を生かして制作活動を頑張っていきたいと思っています。

審査員のコメント

袁さんは黒いガラスと透明なガラスを組み合わせた山のような立体を提案して作られています。このマンションが建つ「ときわ台」という町は田園調布のような放射状に作られていますし、その放射状のパターンは、エントランスホールの床や天井に使われています。袁さんの作品は、その求心的なパターンの中心に、いわば凝縮点として置かれることを意識したもので、実際に置かれた姿を拝見して、すぐれた選択と感じました。

原始的な安らぎとか、安心というものをさんすいの間から見出すということが、テーマとしてとても面白く、また、近代都市の真ん中に、さんすいがあるというのも、とても独創的でした。
このテーマを有機的な形に落とし込んだことは、とても良かったのですが、何か制約があったにせよ、もう少し思い切ったところが見たかったと思います。

優秀賞

優秀賞

「蜃気回層」
山口 聡士

東京工業大学大学院 環境・社会理工学院 建築学系建築学コース

材料:アクリル、アルミ丸棒

受賞者のコメント

 この度は、栄誉ある賞を頂き、誠にありがとうございます。イメージを形に変えることの難しさを改めて痛感しました。同年代で創作活動をしている方々と話せたことも大変刺激になりました。
本当にとても貴重な体験をさせて頂き、感謝申し上げます。

審査員のコメント

 山口さんの作品も放射状のパターン中心に置かれる凝縮点としての作品と見受けられますが、袁さんの作品とはうって変わって、全く重量を感じさせない作品でした。アクリルをカットして組み合わせることで、光を反射させながら、見る方向によって変化していくというものです。物質としての存在感を与えるのではなく、現象を出現させることに賭けられた作品である点がこの作品の魅力です。

入選

7点応募順

   
「ripple」 トウ シキ 広島市立大学大学院 芸術学研究科 彫刻専攻
「青の夜明け」 渡辺 紫音 大阪芸術大学大学院 芸術研究科 ガラス工芸コース
「泳」 永岡 佳栄 近畿大学 文芸学部 造形芸術専攻 4年
「時つ風」 畠中 沙和 広島市立大学 芸術学部 彫刻専攻 3年
「THE SUN SETS」 並木 久矩
愛知県立芸術大学 美術学部 美術専攻 研究生
「刻」 大野 裕和
京都芸術大学 美術工芸学科 総合造形コース 4年
coral reef 今井 玲奈
近畿大学 文芸学部 造形芸術専攻 4年

審査会・表彰式・懇親会の様子

最終審査当日の様子

  • 最終審査当日の様子
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表彰式の様子

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