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秋元 雄史
Yuji AKIMOTO
東京藝術大学名誉教授、美術評論家
1955年生まれ。アートプロデューサー、キュレーター。金沢21世紀美術館特任館長、国立台南大学栄誉教授。1982年東京藝術大学美術学部卒業。1991年〜2006年ベネッセアートサイト直島アーティステック・ディレクター。2007年〜2016年金沢21世紀美術館館長。2015年〜2021年東京藝術大学大学美術館館長・教授。2019年〜2023年練馬区立美術館館長。現代アートから工芸までを幅広く展覧会を通して紹介している。「直島スタンダード」展、「工芸未来派」展、「井上有一」展、「GO FOR KOGEI」展など、多数の展覧会を企画。著書には『一目置かれる知的教養 日本美術鑑賞』(大和書房)、『アート思考』(プレジデント社)、『直島誕生』(ディスカバリー21)他。
【メッセージ】
このコンペは生活空間に適したアートの提案なので、芸術的であるだけでなく、楽しく、ときに心安らぐものであってほしいものです。その場所を活かした提案に出会えたらばうれしいと思います。
西澤 徹夫
Tezzo NISHIZAWA
建築家
1974年京都府生まれ。東京藝術大学美術研究科建築専攻修了。
2000年から2005年まで青木淳建築計画事務所、2007年より西澤徹夫建築事務所主宰。
「パウル·クレー展」(2011)、「Re:Play展」(2015)、「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」(2021)、「森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」(2022)、などの展覧会会場構成や、東京国立近代美術館所蔵品ギャラリーリニューアル(2011)、京都市京セラ美術館再整備事業(2019、青木淳建築計画事務所と協働)、八戸市美術館(2021、浅子佳英、森純平と協働)など美術館設計に携わる。
Photo: Kei MAETANI
【メッセージ】
作品そのものの美しさだけではなく、場との化学反応が生まれるような、あるいは気分によっても見え方が変わるような作品を期待しています!
小山 登美夫
Tomio KOYAMA
小山登美夫ギャラリー株式会社 代表取締役社長
日本現代美術商協会(CADAN) 代表理事
1963年東京生まれ。1987年東京藝術大学芸術学科卒業。1996年に江東区佐賀町に小山登美夫ギャラリーを開廊。菅木志雄や蜷川実花、杉戸洋、三宅信太郎や、リチャード・タトルやステファン・バルケンホル、トム・サックス、ライアン・マッギンレーなど国内外のアーティストを展示。オープン当初より、国外のアートフェアへも積極的に参加し、日本アーティストを紹介。一方、国内でのマーケットの充実と拡大を模索し、若手アーティストの発掘、育成にも力を注ぐ。2015年10月に六本木にギャラリーを移転。2007年よりアートアワードトーキョー丸の内審査員。現在、日本現代美術商協会代表理事。著書に「現代アートビジネス」(アスキー新書)、「見た,訊いた、買った古美術」(新潮社)。「“お金”から見る現代アート」(講談社)など。
【メッセージ】
このコンペティションは、日常で、作品をみる人、作品と生活する人が具体的に見えているコンペです。作品を体験する人のことを想像して、彼らにウキウキするとか、シャキッとすると日々を与える作品を提案してください。
服部 信治
Shinji HATTORI
主催会社 代表取締役会長 兼 CEO
1950年福岡県生まれ。一級建築士
大学卒業後、主にマンションの設計・企画・コンサルに携わる。
1997年に設計事務所と して株式会社アーバネットコーポレーションを設立し、多くの分譲用ファミリーマンションの設計等を手掛ける。 その後、自社で土地を取得し、投資用ワンルームマンションを中心とした独自性のある 開発事業を展開し、2007年に自社の株式をジャスダック証券取引所に上場させた 設計士でありながら不動産開発会社を起こし上場させたという異色の経歴を持つ。
一貫してマンションの設計に携わる中で、コンパクト性や機能性に偏り過ぎた日本のマンションに、もっと文化的な要素を取り入れた いと思うようになったことをきっかけに、自社で開発したマンションのエントランスにアートを取り入れるようになった。