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AAC2010ポスターコンペ

コンテンツ

概要

【募集内容】

第10回学生限定立体アートコンペ
「ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION(AAC)2010」の募集告知ポスター

【賞】

最優秀賞(1点)10万円
入選(数点)2,000円分のQUOカードもしくは図書カード

【審査員】

杉山 ユキ(株式会社博報堂、アートディレクター)
服部 信治(主催会社 代表取締役社長)

【スケジュール】

募集期間:2010年3月29日~5月7日
審査会:2010年5月11日

【応募総数】

187作品

最優秀賞

最優秀賞

「HOUSE AAC」
  増川 友梨・齋藤 菜月​

日本大学
芸術学部 デザイン学科 4年

受賞者のコメント

この度はすばらしい賞をいただき、ありがとうございます。
私たちが専攻する環境デザインでは、生活空間や公共施設など身の回りの空間について学んでいます。
このコンペの「アートのあるライフスタイルの実現」というコンセプトに共感し、日常とアートをもっと身近に感じてほしいという想いを込めてAACの文字を建築模型で表現しました。
このポスターを通じて、生活を彩る素敵な立体作品に出会えたらとても嬉しいです。

審査員のコメント

彫刻のみをテーマに表現した作品がほとんどのなか、最優秀賞の作品は「彫刻作品と建築の出会い」というこのコンペならではの魅力をシンプルかつ楽しそうに表現できているところが目をひきました。
彫刻の存在が、いつものくらしに変化をおこしてくれるような予感を感じさせてくれます。
受賞後に知ったのですが、以前からすべてのアルファベットの図面をつくっていたそうで、日々の創作活動が生きて今回の受賞にいたったという点も、とてもすばらしいと思いました。
おめでとうございます。

ポスターのブラッシュアップ

2010年5月某日、審査員の杉山ユキさん、最優秀賞を受賞された齋藤 菜月さん、増川 友梨さんと打合せを行いました。
画像の解像度の不安や、暗部のノイズ等、細かいところまでチェックが入ります。
また、アートと建築を結ぶもうひとつのアイコンが欲しいという意見もあり、梱包された立体作品を運び込む人々のフィギュアが追加されました。
何度も修正、色校正を重ね、完成した作品がこちら。応募時より格段に印象的な作品になったのが分かります。


応募時のポスター


ブラッシュアップ後のポスター

入選

ひとあーと

「ひとあーと」
新谷 陸
名古屋市立大学
芸術工芸学部 デザイン情報学科 2年

様々な可能性

「様々な可能性」
庄司 翔馬
東京デザイン専門学校
グラフィックデザイン 広告専攻 2年

そこのキミへ

「そこのキミへ」
飛田 誠
広告デザイン専門学校
広告デザイン研究科 研究生

「立体アートをご賞味ください。」

「立体アートをご賞味ください。」
水野 純平
九州産業大学
芸術学部 デザイン学科 3年

「左脳と右脳のキス」

「左脳と右脳のキス」
平尾 真希
近畿大学
文芸学部 芸術専攻 3年

A・A・C

「A・A・C.」
加藤 香名子
静岡文化芸術大学
デザイン学部 メディア造形学科 3年

内成る木

「内成る木」
矢部 陽子
静岡文化芸術大学
デザイン学部 空間造形学科 3年

思わぬ所に答えがある。

「思わぬ所に答えがある。」
山口 幸士
東京造形大学
造形学部 デザイン学科 グラフィック専攻 2年

彫刻刀のAAC

「彫刻刀のAAC」
櫻井 一輝・太田 耕介
千葉大学
工学部 デザイン工学科意匠系 4年

総評

主催者の服部さんの思い、活動はとてもすばらしいと思いました。
このような機会に、審査員のお手伝いをさせていただきとても光栄です。
審査会では、九州から北海道まで、日本各地の学生さんからたくさんの応募があって驚きました。
応募してくださったみなさんの、コンペに挑戦する意欲、すごいエネルギーを感じ、とても刺激になりました。

最優秀賞の作品を選ぶにあたっては、
(1)コンペの趣旨がわかりやすく伝わるか
(2)オリジナリティーがある新鮮で魅力的な表現になっているか
(3)掲載した際に目をひくか

という視点で審査しましたが、なかなかすべての要件を満たす作品がなく、審査は難航しました。
特に(2)に該当する作品が少なかったことは残念でした。
たとえば、AACという文字は使わずにワンビジュアルでコンペの趣旨を伝える作品など、
過去の受賞作や既成のものにしばられない、もっと自由な発想の作品に出会えたらよかったなと思います。
学生のみなさんには、学生のうちに、こうしたコンペや、いろいろなことにチャレンジして、たくさんの経験をしていってほしいと思います。

ポスターコンペの様子