概要
【募集内容】
第20回学生限定立体アートコンペ
「ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION(AAC)2020」の募集告知ポスター
【賞】
最優秀賞(1点)20万円
入選(6点)1万円
【審査員】
森井 ユカ(立体造形家 雑貨コレクター)
古平 正義(アートディレクター、デザイナー)
服部 信治(主催会社 代表取締役社長)
【スケジュール】
募集期間:2020年1月14日~3月5日
審査会:2020年3月31日
【応募総数】
87作品
【応募者傾向】
最優秀賞
最優秀賞
「空間に産む」
藤田 理紗子
女子美術大学
芸術学部 デザイン・工芸学科
ヴィジュアルデザイン専攻 2年
審査員のコメント・総評
ポスターのブラッシュアップ
入選
「空に浮かぶ飛行機雲」
細谷 大樹
仙台城南高等学校 科学技術科 情報デザインコース 2年
【審査員コメント】
のびのびと描かれた清々しい空の描写には、審査員一同関心しました。これから何か新しいものに取り組もう、自分もきっとできる……!という意欲を喚起してくれるデザインです。アイキャッチには十分なのですが、コンペの内容を反映させることができれば、さらに説得力がアップします。(森井ユカ)
「黄脳」
田中 良太
創造社デザイン専門学校グラフィック専攻1年
【審査員コメント】
謎に「脳」をフィーチャーした独自のコンセプトが、他の作品群にはなかったアプローチで、審査員一同に引っ掛かりを残しました。
AAC / ART MEETS〜〜〜 がまるまる二つ、位置・大きさ共に近いところで並ぶのはポスターとしておかしいので、それを解決しつつメインのビジュアルをもっと強く見せれば、より面白いものになる気がします。(古平正義)
「no awareness」
織田 可久瑠
横浜国立大学 都市科学部 建築学科 1年
【審査員コメント】
空間をイメージさせる絵はコンペの趣旨に合っていて、クオリティも申し分ありません。
例えば、内容のはっきりしている小説の表紙等であればすごく良いのですが、今回の様に応募作品のトーンは限定せず多勢に訴求する告知物では、ニュートラルでややポジティブな印象も欲しいところです。(古平正義)
「試行錯誤」
西内 寛大
札幌市立大学デザイン学部デザイン学科 3年
【審査員コメント】
「なんだろう??」と、思わず近づいてよくよく見たくなってしまう、好奇心をくすぐるデザインです。抑えた色数も効果的で、何かを生み出すことの楽しさが伝わります。AACの文字を入れ込むことには傾注せず、さらに立体的な表現を加味するなど表現の幅をもう少し広げれば、より魅力的になるでしょう。(森井ユカ)
「illuminate the world」
林 蘭里
愛知県立芸術大学 美術学部デザイン・工芸科デザイン専攻 2年
【審査員コメント】
このコンペが建築と立体造形に関係するものであることを、まるで絵本の中の挿絵のように、物語性のあるデザインをもってして巧く表現されています。色彩のバランスも絶妙で、静かですがどこか力強さを感じます。ただテキストが非常に控えめで、徹底的に脇役となっているところが惜しかったです。
(森井ユカ)
「飛び出せ」
平北 詩恩
拓殖大学 工学部 デザイン学科 2年
【審査員コメント】
少し懐かしさの様なものを感じるイラストが印象的で、どことなく立体コンペの雰囲気にも合っている感じがしました。
それだけに、AACの文字とイラストのコンビネーションでアピールする意味合いは特にないので、ストレートにイラストを主役に据えたデザインが良かったと思います。(古平正義)