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AAC2017 表彰式・懇親会

コンテンツ

最終審査同日に、表彰式と懇親会が行われました。

審査員講評

堀 元彰

東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター

金さんの作品は漆と螺鈿を使い、伝統的な技法の中に現代的な感覚を取り入れて、
重厚感と清涼感を兼ね備えた点が高く評価されました。
今回の作品の設置場所ともうまくマッチしていて、マンションエントランスを飾るのに
相応しい作品ということで審査員一同一致しました。

後藤さんの作品は鉄板をレーザーカッターで加工したものですが、
分子構造とワイヤーの曲線が非常にリズミカルな感覚を生み出していて、
見ていて飽きない魅力と豊かさをたたえた作品として注目されました。
大理石を用いた土井さんの作品は清楚で気品のある佇まいとともに、あたたかな
ぬくもりを感じさせる点が高く評価されました。
惜しくも最優秀賞とはなりませんでしたが、お二方の作品共に才能をいかんなく発揮されて、
将来性を強く期待させるものがあったことを申し上げておきたいと思います。

一般の人の目に触れる「マンションのエントランス」という場所は、「AAC」に応募する方にとって
大きなメリットであると同時に、最大の制約かもしれません。
普段考えないような作品の安全性、耐久性、メンテナンス性、そして公共性なども制作の上で考慮し
、配慮する必要が出てきます。場合によっては作品の自由な発想や、作品の多様性を妨げてしまったり、
あたりさわりのない表現についつい流されてしまうこともあるかもしれません。
しかしながら、今回入賞、入選された方の作品はそうした制約に上手く対応してそれぞれ独創性のある
プランを提案して頂いたと思います。
制約があるからこそ、独創的な作品が光り輝くのだろうというふうに思います。
最後になりましたが入選された8点の中にも、とても目を惹く表現があったことを付け加えておきます。
是非また来年リベンジ、再チャレンジをして頂きたいと思います。

金さん、後藤さん、土井さん、入選者の方々、
この受賞に満足せずにさらなる飛躍を目指して、今後も作品制作に邁進して頂ければ
審査員としてこれほどうれしいことはありません。

三沢 厚彦

彫刻家

本当に力作ぞろいで、迷いました。どれが最優秀賞になってもおかしくない作品のクオリティと力を感じました。
日常的に住まわれているマンションの、毎日接する作品ということもあり、かなり制作のハードルは高かったと
思います。しかし、それに応える作品揃いでこれ本当に学生の作品なのかな、たいしたものだなあと思いながら
見ていました。

後藤さんの作品は、有機的なワイヤーのライン、そこには生命体のシステムがサイクル上に展開されていて、
面白く飽きない作品でいい作品でした。
抽象的でもあり、有機的でもあり、宇宙の要素や、生命体の細胞の存在まで想起出来、
コンセプトと作品そのもののクオリティーに集約された、秀逸名作品でした。

土井さんの作品は、彫刻家にとって華であるカラーラ産の大理石を使われているということで、
それだけでテンションが上がってしまいますよね。難しい困難な道もあったと思いますが、
やっぱり土井さんの持っているやさしさとフレキシビリティが表れていて、
空間を美しく演出してもらったなあと思います。
技術力とコンセプトが結実した素晴らしい作品でした。また何かの機会に作品を見せて頂きたいと思います。

金さんの作品は、今回のマンションには非常にマッチしているというか、ファサードの問題、あるいは空間の問題、
そういうものを作品作りの中に取り入れて整合性がとれている作品になっていたと思います。
やはり作品は場所との関係性が非常に大きく関わり、皆さん考えられたと思うのですが、
金さんの作品は、その中で黒蝶貝という海のものが都心の都会のマンションに来るということ、
日本の伝統工芸である漆と螺鈿細工いう手法。Waterfall(滝)というテーマ。
それらが「都会のマンション」というと無機質な感覚に捉われるのですが、この作品があることによって生命感や
自然の光の美しさであるとか、そういう感覚が空間を支配しており、それがすごくポイントになったのかなと思います。

お三方とも本当にお疲れ様でした
これからもどんどん作品を作って見せて頂ければと思います。
楽しみにしています。

小山 登美夫

小山登美夫ギャラリー株式会社 代表取締役社長
明治大学国際日本学部特任准教授

今回、審査会場に入って最初に後藤さんの作品が展示されていたのですが本当にその場所にぴったりの作品で、
そのクオリティの高さに非常にうれしく思いました。
審査中はプレゼンを聞きながら照明を変えたり高さを変えたり色んな事をしていくのですが、そういったことを
その場所でもってできるというのは彫刻をつくっているアーティストにとっても社会の中に彫刻がある、
自分たちのやってることが皆に見られるものになるという実感に繋がると思います。

後藤さんにしても土井さんにしても金さんにしても3人とも別々の全然違うタイプの彫刻・立体作品なのですが、
すべてが空間に非常にマッチしていて、僕は何回かAACの審査員をしているのですが、
今回が一番クオリティの高さを感じました。そういった意味で、つくる人も建築・空間に対して、
考えを及ばせるようになってきていることを感じて感慨深かったです。

服部 信治

主催会社 代表取締役社長

懇談会の様子

表彰式・懇親会の様子

  • 表彰式・懇親会の様子
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