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AAC2020 表彰式

コンテンツ

最終審査同日に、表彰式が行われました。

審査員講評

片岡 真実

森美術館 館長

勝川さんは顕微鏡で見ている世界、不可視なスケールの世界を可視化していくということをコンセプトに、これまで制作を続けていらっしゃいました。作品が若干コロナウイルスに似ているのではないかというコメントもありましたが、それも含めて、見えない世界を意識するようになったこの年の作品として、記憶に残るものになると思います。作品の完成度、耐久性への配慮、空間との関係、制作過程におけるコンセプトの発展など、諸要素を総合的に判断し、審査員の総意として勝川さんをファイナリストに選ばせていただきました。これから長い間あの空間に置かれる中で、見えている世界だけではなく、見えない世界への意識を喚起し続ける存在に、この作品が成長していくことを願っています。

早坂さん、堀さんの作品も、物理的な完成度としては大変よくできていたと思います。ひとつの立体作品としての造形的なおもしろさもありました。ただ、コンセプト段階のスケール感を評価していたこともあり、当初からのスケールダウンによってやや期待から外れてしまったという印象がありました。また、作品のコンセプト、つまり何を表現しているのかという“意味”を言語化することは、今後の創造活動には不可欠だと思いますので、そうした部分にも磨きを掛けていくと良いと思います。

山﨑さんの作品は、コンセプトも明快で、実際に見た驚きもあり、審査員一同大変興味深く感じました。作品として高く評価したいと思います。期間限定の展覧会であれば、その良さが活かされると思いますが、素材の耐久性やコンセプトの普遍性、全体の安定感などを考えると、今回のプロジェクトの対象としては不安が残り、それを払拭できませんでした。大変良いアイディアだと思いますので、与えられた展示条件、プロジェクトの文脈などを考慮しながら、今後も挑戦を続けていただきたいと思います。

皆様 おめでとうございました。

 

 

 

宮津 大輔

アート・コレクター
横浜美術大学 学長

私からは皆さんに一言だけメッセージを申し上げたいと思います。本日の受賞者の方について申し上げますと、勝川さんはずっとガラスを勉強されてきてガラスの作品を創られた。それから早坂さんと堀さんはシステムデザインの勉強をされてきてやはりそれを活かした作品を創られた。そして山﨑さんは服飾から出発してそれを活かした作品を創られた。皆さんそれぞれの強みを活かして、現在は学生でありながらプロフェッショナリティを発揮して作品を創られたということが、非常に素晴らしいと思っております。

審査員長の片岡さんも私も、最初から現在の職業に就いていたわけではありません。これからの世の中、思い通りにいかないことも少なくないと思います。働きながら創作活動を行うのか、専業でアーティストやクリエイターとしてそのまま続けていくのかわかりませんけども、今回の得難いチャンスを切っ掛けとして、諦めることなくものづくりに励んでいただきたいと思います。 

本日はライティングや設置の方法などについて、審査員の方々から技術的なアドバイスをいただいたと思います。また、ポスターコンの受賞者の方々も古平さんから、印刷についてアドバイスを受けたと思います。実際に一流のプロフェッショナルと仕事をした今回の貴重な経験を活かして、これからも長く、美術、造形・デザインの世界で活躍していただきたいと思います。

本日は、誠におめでとうございました。

 
 

 

大成 哲

彫刻家
第1回AAC優秀賞受賞

どうも皆様お疲れ様でした。
勝川さん、早坂さん堀さん、山﨑さん、頑張ってくださいました。ありがとうございます。

自分のことになりますが、僕は第一回のこのコンペに応募させていただきました。その第一回というのは僕にとっての初めてのコンペの応募でして、本当にありがたいことに賞もいただきました。それが20年も経った今、こうして服部社長から声を掛けていただき、それが何よりも嬉しかったことです。20年というのはやはりそれなりに長いもので、自分も含めて服部社長やこのコンペも、20年もやってきたということがとても喜ばしく、こうしてまたお会いできて、繋がって、そしてこうやってまた新しい学生の方が応募されて、それを見ていることがすごく嬉しくて、この歳月というのが何よりも財産になっていると思います。 

賞をとることは重要なことではありますが、それだけではなく、こういう場所に来て、こういう場所に立って、こんなすごい方を迎えて、このような時間を過ごし、更にお金も貰えるという、これら全てが素晴らしい経験なのだと思います。この思い出やキャリアは、本当にかけがえのないもので、10年後、20年後、そういった長い時間が経ったときにまた今日の事を思い出すだろうと思います。

自分も何か辛い時、制作をやめたいと思った時に、過去に皆にお世話になって、応援してもらって、あの時にあんなことがあったんだからやめるわけにはいかないだろっていう、そんな気持ちが大きくて今も続けられているのだと思います。皆の心とか身体に刻まれていること、そういったものがずっと糧になっていくと思いますので、皆さんもこれからも続けて、頑張ってください。

ありがとうございました。

 


 

服部 信治

主催会社 代表取締役社長

 

懇談会の様子

表彰式の様子

  • 表彰式の様子
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